投資競馬では「予想」ではなく「予測」するように心掛けよう!

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投資競馬では「予想」ではなく「予測」するように心がけましょう。

よく競馬では「予想屋」の方々が活躍しておられますね。

誤解を招かぬように断っておくと、「予想家」の方々の存在を否定しているわけではありません。

「予想家」を名乗る方でもしっかり「予測」をしておられる方はたくさんいます。

本記事では、事実による根拠や理論に基づいた「予測」が投資競馬で結果を出す上では非常に重要であるという趣旨で話題を展開していきます。

それでは、続きに参りましょう!

1.投資競馬における「予想」と「予測」の違いを考える

投資競馬における予想と予測の違いは何でしょうか?

競馬予想では、馬の調子が上がってきた下がっている、芝生の状態が良い悪いなどと一見すると根拠に基づいた批評をしている印象があります。

これで十分ではないのでしょうか?結論から言うと、投資の一環としてレースに参加するなら根拠不足が否めません。

もちろん、遊興として楽しむぶんには、これぐらいの感覚で馬券を買っても問題ありません。

しかし、投資競馬においては、 レースごとの天候や気温、騎手の体格的な特徴や勝負のかけ方の癖などはるかに多くの「データ項目」を考慮します。

過去何十年分ものデータベースに数学的で統計学的な処理を施して得られた「傾向」や「確率」の数々……。

それらに基づいて投資を配分する必要があるのです。

株式や証券など他の投資に置きかえて考えてください。

「この会社は最近調子が良いから三千万円を投資しよう」なんて感覚で投資を行っている投資家がいるでしょうか?

もちろん「印象」や「世の中の雰囲気」といった感覚的な「予想」も投資を行う上では十分に考慮すべきではあります。

しかし、投資であるなら、あくまでも十分な質と量を満たしたデータベースを統計学的に処理して得られた所見と経済学上の理論に基づいた「予測」にしたがって選択するべきなのです。

2.「予測」に基づいて投資すれば失敗しても“次回”の投資につながる

「予測」に基づいた投資の最大の利点は、失敗が完全な無駄にならない点にあります。

感覚的な「予想」で購入した馬券が外れた場合、根拠が判然としないため、予想が外れた原因の解明が困難です。

つまり、改善のしようがなく、次回のレース参加時でも感覚的な「予想」に頼らざるをえません。

一方、データと理論に裏打ちされた「予測」でレースに参加した場合はどうでしょうか?

「予測」が外れたとしても、その原因を考察することができます。

予測に足りなかったデータ項目があるのではないか、用いた理論が適合しない理由があるのではないか、といったように具体的な事後検討が可能です。

これを繰り返すことで、「予測」の精度が向上します。

また、 「予測」が外れる原因は「予測」の根拠となる“データ”や“理論”に存在しますので、客観的な検証が可能です。

「予想」の場合は、根拠が自分の「感覚」「知識」「理屈」となるので主観的な反省が関の山です。

反省できるなら良い方で、実際には、プライドが邪魔をして反省すらできないのが人間の性(さが)でしょう。

さて、「予想」ではなく「予測」を心掛ける重要性がご理解いただけたでしょうか?

あなたも投資競馬を行うなら「予測」に基づいたレース参加に切り替えましょう!